練習方法③リズム感の基礎!倍テンの感覚を身に着けよう

こんにちは。よしです。

 

今回はリズム感を鍛える

基礎練習の例をお伝えしますが、

 

前回の内容と密接に関わっているので、

まだ前回の記事を読んでいなければ

読んでからこの記事を読むことをおすすめします。

 

 

yoshi-serkl.hatenablog.com

 

 

前回のこのアナログ時計の例えを聞けば、

秒針が基準でないこと

当たり前に思えます。

 

拍を頼りにして、それより細かい音符を弾けば

リズムが安定しないのも

当たり前だと分かったと思います。

 

 

しかしあなたが今までそうだったように、

大半の人が拍だけを基準に

リズムを取っています。

 

 

これを知れたあなたは

今回お伝えする練習によって

 

伸び悩んでいたリズム感を

間違いなくグレードアップ

できます!

 

 

具体的に言うと、倍テンの感覚を身に着けることが良いリズム感の基礎になります!

 

倍テンの感覚とは何か説明しますね。

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前回、4分音符でなく8分音符を基準に

リズムを取る意識で練習してみましょうと言って

終わりましたが、

 

例えばBPM120とした時、

 

4分音符は1小節に4回、1分間に120回鳴ります。

8分音符は1小節に8回、1分間に240回鳴ります。

 

テンポが倍になってますね。

 

「倍のテンポ」を略して「倍テン」と呼びます。

 

そして「倍テンの感覚」とは、

 

曲のフレーズの基本になっている

音符と音符の間にもう1つ分の音符の存在を感じながら弾く感覚です。

 

4分音符に対する8分音符のような存在です。

 

 

それを身に付ける具体的方法ですが、

まずはこのTAB譜①を見て下さい👇

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×がクリックが鳴るタイミングです。

 

クリックの設定は以前お伝えしたように、

アクセントをつけない全て同じ音にして下さい。

 

そしてまずBPM120に設定して、

TAB譜①の通りに弾いてください。

 

クリック2つに対して1音弾くのです。

 

クリックを8分音符として感じるので、

実際の弾いているテンポはBPM60になります。

 

 

ちなみにこのとき、

ピック弾きならすべてダウンピッキング

指弾きなら1本の指だけ(ワンフィンガー)で

弾いて下さい。(次の練習も同じく)

 

 

クリックをよく聴き、

ベースをクリックと同時に

鳴らすように意識して下さい。

 

それこそ時計のようにぴったり合わせる

ぐらいの気持ちで。

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そして4分音符のベース音を伸ばしている

間で鳴っているクリックを

感じて下さい。

 

 

 

2〜3分程度やって慣れてきたら

次はクリックのBPMを60にして同じことをして下さい。(弾いているテンポはBPM30)

 

同じくその次はクリックのBPM240にして

同じことをやって下さい。(実際BPM120)

 

 

ここまでやったことは、

ベースで4分音符を弾きながら

クリックで倍テンを鳴らして聴くことで

倍テンがこんな感じだということを

身に着けることでした。

 

 

今度は逆にベースで倍テンを弾く

という練習をします。

 

TAB譜②を見て下さい👇
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これをクリックのBPM120で鳴らし、

クリックが4分音符で

その間の8分音符をベースで弾くというものです。

 

TAB譜①はベースが4分音符、クリックが倍テン(8分)

TAB譜②はベースが倍テン(8分)、クリックが4分音符

ですね。

 

TAB譜②に慣れたら次は

下のTAB譜③と交互に弾いて下さい👇

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︵の形のマークは「タイ」という記号で、

「継時的に連続する2つの同じ高さの音符を弧線によって結ぶことによって、ひとつの音符のようにつなげて演奏することを表す」という意味です。

 

つまり、

この③の練習の趣向としては、

実際はクリックと同じタイミングで

伸ばして弾いているけど、

 

②の時のようにクリックの裏の

8分音符も意識しながら弾くということです。

 

 

4分音符を弾いているけど、

②で8分音符を弾いてた

リズムを感じ続けるのです。

 

 

そして②と③を交互に弾くと普通は

移り変わる時にリズムがヨレてしまうでしょう。

 

しかし、②の時も③の時も

同じ8分音符のリズムを感じ続けることに慣れれば

リズムがヨレにくくなると思います。

 

②と③を交互に弾き続けて、

移り変わる時にリズムがヨレないよう

意識してやってみて下さい。

 

 

 

今回の練習方法どうでしたか?

 

この練習は、この動きを出来るようになる

といった目的の練習ではなく、

 

良いリズム感の基本である倍テンを

体に馴染ませるための練習なので

 

毎日続けてやることが

必要不可欠になってきます。

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毎日続けるには地味だと感じたかもしれませんが

 

モチベーションがなかったとしても毎日

"一定の時間"やるようにして下さい!

 

一定の時間というのは

【TAB譜①のBPM120、BPM60、

BPM240、TAB譜②③交互のやつ】

という各セクションごとに

2〜3分ずつ程度で大丈夫です。

 

この"毎日"というのも

少なくとも2週間は続けてみましょう!

 

 

 

ではまた次回!

拍で取ってはいけない!?リズムの解釈を改めよう

こんにちは。よしです。

 

前回はリズム練習をするうえで意識するべき3つのポイントについてお話しました。

 

yoshi-serkl.hatenablog.com

 

 

そして今回はリズム練習方法の例を

お伝えしようと思っていましたが、

 

その練習をやる上で

知っておいた方が良いポイントがあるので、

そちらをお先にお伝えします!

 

 

また解釈の話かと思ったかもしれませんが、

 

この解釈をしていないことは、

多くの人が気付いていない

リズム感が悪くなる

原因の1つなので、

 

 

是非チェックして

悪いリズム感の原因を潰しておきましょう!

 

 

 

まず質問ですが、

あなたはどのように

リズムを取っていますか?

 

拍を基準にしているでしょうか。

 

確かにメトロノームも1小節に4回、

つまり拍で鳴るというのが基本ですよね。

 

 

しかし!

 

ベーシストがリズムを取るのに

基準にすべきは

拍ではありません!

 

 

どういうことなのか

アナログ時計に例えてお話します。

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大抵の場合アナログ時計で表面上、一番細かく

動いているように見えるのは秒針ですね。

 

「秒針」は1分間に60回動くので

BPM60の4分音符、つまり「拍」を刻んでいます。

 

時計は正確に時を刻んでいて、

時計を使う人は時間を知ることができます。

 

日常で時計を使う人は秒針まで分かれば

それ以上細かい所まで分かる必要はないですよね。

 

 

この"アナログ時計"

"楽器を演奏するミュージシャン"に例えるとf:id:yoshi_serkl:20201004173301j:plain

ミュージシャンは時計のように

より正確にリズムを刻む必要があります。

 

そしてそれを聴く人は、時計を使う人のように

拍よりも細かい音符が正確に判別できなくても

問題なく音楽を楽しめます。

 

 

では、

時計は何を基準にして動いているのでしょうか?

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表面上、一番細かく見えた秒針が基準でしょうか?

 

 

違います。

 

時計の内側にある精密なギアの組み合わせや構成によって動いています。

 

これによって時計は正確に動けるのです。

 

つまり、ギアが基準であり、

秒針はあくまでもその結果です。

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楽器を演奏するミュージシャンにとっても、

拍は基準ではなく結果なのです。

 

では、だいぶひっぱりましたが、

基準とは一体何なのか。

 

 

 

時計で例えた時のギアに当たるもの、

 

 

それは、

 

 

8分音符、16分音符、3連符など

拍よりも細かい

音符です!

 

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時計のギアの精度が高いほど

正確に時を刻めるように、

 

演奏者も基準にしている音符が細かいほど

正確にリズムを刻めるというわけです。

 

 

そもそも4分音符、

8分音符という言葉がありますが、

 

1小節ずっと音を伸ばすのが全音符が基準で、

それを2分割したものが2分音符、4分割が4分音符、

8分割が8分音符...という風になっています。

 

この言葉通りに解釈すると、

1小節という大きいものが基準で

それを割っていくものと感じてしまいます。

 

しかし実際は

「細かい音符が先にあって、

それを足して繋げると

長い音符になる」

というのが正しいリズムの解釈です。

 

一瞬一瞬の細かい音が積み重なって1拍になり、

1小節になり、という風になっていくものなのです。

 

 

前回の記事で「足でリズムを取るな」と言ったのもこういうことです。

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足で8分音符を刻んだりしないですよね、普通(笑)

 

 

 

まずは、4分音符ではなく8分音符を

基準にリズムを取る意識で

練習してみましょう。

 

 

次回はそれを身に着けやすい

具体的な練習方法をお伝えします。

 

それではまた!

リズム練習で意識するべき3つのポイント

こんにちは。よしです。

 

 前回、前々回とリズム練習には欠かせない

「クリック」についてのポイントを

紹介していきました。

 

今後のリズムの練習に必要な要素なので

改めてチェックしてみて下さい。

yoshi-serkl.hatenablog.com

yoshi-serkl.hatenablog.com

 

 

このブログではこれまでミュートのことや

運指のことなどについても話してきましたが、

 

ベースという楽器は"リズム隊"と言われるだけあり、

ワンランク上のベーシストになるためにも

リズムを鍛えることこそ

最も基本であり

最も大事なことです。

 

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 逆に音色やフレーズ、機材などがどれだけ良くても

リズム感が悪いと

ベーシストとしてはすべて台無しです!

 

そうならないためにも、

 

今回はそんなリズムの練習時に

絶対に意識して欲しい

3つのポイントを紹介します。

 

 

それは、

 

1ずつ詳しく説明していきます!

 

 

①遅いテンポの練習も地道にやる価値あり!

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運指の練習や速いフレーズを弾けるようになるための練習の場合、弾くのがちょっと難しいくらいの速さでやる方が鍛えられます。

 

しかし、リズムの練習においては、

 

"間違えずに弾ける速さ"繰り返しやる。

慣れたらBPM10上げその速さでも間違えずに弾けるようになるまで繰り返す。

慣れたらまたBPM10上げる

 

という進み方をして下さい。

 

 

また、リズムの練習は必ずしも速ければ速いほど難しいわけではありません。

 

例えば同じ4分音符でもBPM180の4分音符よりもBPM100の4分音符の方が、

音の長さが長いゆえの難しさがあります。

 

 

運指などの練習では、弾ける速さで

ゆっくり練習していてもあまり意味がないと

言われることもあります。

 

しかし、リズムの練習ではそれとは切り分けて考え、ある程度速く弾けるようになったら

定期的に遅いテンポに戻るようにしましょう。

 

 

②練習中、足や首などを動かさない

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演奏する時、リズムを取る感じで

足や首を動かすと思います。

 

しかし、

リズムの練習でこれはNGです!

 

それは何故か

 

足も手も脳から信号を受け取り動いていますが、

足や首よりも手、手よりも口の方が、

信号に対して忠実に動きやすいのです。

 

 

つまり、

足や首でリズムを取ろうとしても精度が悪いので逆効果です。

 

 

 

試しに出来る限りの速いテンポで

「タカタカタカタカ」と

口ずさんでみて下さい。

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そして、それと同じ速さで手をたたいて

みて下さい。

 

口ほどの速さで出来ないと思います。

 

同じく足でも試して下さい。

 

手よりも速さが出せないし、

やりづらかったと思います。

 

 

リズムという繊細な世界において

足でリズムを取ったり、

足のリズムに合わせるというのは無謀です。

(足でリズムを取るのを鍛えていれば話は別ですが)

 

 

足と首に関しては

迷わず確実に動かさない

意識を持って練習しましょう。

 

足や首が自然に動いてしまううちは、

演奏に注意を向けつつ、

足や首にも注意を向けて下さい。

 

 

その代わり声を発して、

その口の動きに合わせてベースを

弾いてみるという練習は効果的です。

 

"タカタカ"や"パタパタ"などがおすすめです。

 

 

③「出来る」というイメージをしっかり持つ


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リズム感というものは、身体というよりは感覚によるものです。

 

 

なのでリズムの練習で重要なことは、

クリックをよく聴いて、正しいリズム感を

自分の中でちゃんと感じること。

 

 

そして、その正しいリズム感を

自分は刻むことが出来るという

イメージを持つことです。

 

 

いわゆる

根拠のない確信というやつです。

 

 

逆に「自分はリズム感が悪い」

というイメージを持っていると

体はその通りに動いてしまいます。

 

 

録音の話の時に、客観的に聴くと思ったより出来てなくて落ち込むという話をしました。

yoshi-serkl.hatenablog.com

 

 

 

しかしここで大事なのは

 

「自分はリズム感が悪い」

と思うことではなく、

 

どこがどうダメだったのかを

客観的に理解して

次やる時に改善することです。

 

 

録音を聴き、自分のダメな所が分かったら、

 

「そこを直せばもっといいリズム感に近づける!」

という気持ちでやっていきましょう。

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改めてまとめると、

 

①遅いテンポの練習も地道にやる価値あり!

 

②練習中、足や首などを動かさない

 

③「出来る」というイメージをしっかり持つ

 

これらを意識して練習して

リズム感を鍛えていきましょう。

 

 

繰り返しと継続によって技術は確実に上がります!!

 

 

ではまた次回!

周りの音がよく聴けるベーシストになる方法

こんにちは。よしです。

 

前回はクリックの音色について紹介しました。

 

yoshi-serkl.hatenablog.com

 

 

クリックの音色だけでも練習の質が変わるので

必ずチェックしておいて下さい。

 

 

今回は、このクリックと関連して、

毎日の練習で意識することで

周りの音がよく聴けるベーシストになれる方法をお伝えします。


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周りの音がよく聴けるということは、

 

他のパートのリズムのズレなどの異変に気付いて

合わせにいったり、自らのプレイで調整する等、

バンド全体を引っ張っていけるようになれます!

 

あと、演奏しながらその場で聴こえる音楽を

より楽しみやすくもなりますね。

 

 

 

逆に周りの音が聴けない人は、

 

演奏するのに精一杯で周りの音も自分の音も

何となく聴こえているだけなので

質の低い演奏になってしまいます。

 

これでは本番中の楽しさも半減ですね..

 

 

 

周りの音が聴ける優れたベーシストになれるよう

やっていきましょう!

 

①演奏しながらクリックの音をしっかり聴く

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まずは練習中、

演奏しながらクリックの音を

しっかり聴くようにして下さい。

 

なんとなく聴こえている程度ではダメです。

 

 

ベースを弾きながら、耳を澄ましてクリックの音に意識を集中させましょう。

 

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まずは練習の中で、その状態に慣れて下さい。

 

 

②同じく自分が鳴らしている音もしっかり聴くようにする

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弾きながらクリックを聴くことに慣れることが

できたら今度は、

 

自分が鳴らしているベースの音もクリックと同じかそれ以上に聴くように意識して下さい。

 

 

演奏中はつい弾くことに夢中になってしまい

周りの音どころか、自分が鳴らしている音すら

意識的に聴くのではなく何となく聴こえるだけに

なってしまいがちです。

 

しかし、

 

日々の練習でこれらを意識することによって、

"弾きながら聴く"ことに慣れる

ことが出来ます。

 

 

 

"弾きながら聴く"ことに慣れれば、

本番などで自分の音や周りの音を

しっかり聴けるように

なれます!

 

 

 

また、自分が鳴らしているベースの音を聴くことは

以前紹介した"自分の演奏を録音して客観的に聴く"

こととの組み合わせでさらに成長を加速できます!
yoshi-serkl.hatenablog.com

 

 

演奏中自分が弾いているベースの音を意識して聴く

 

⇒ 録音を聴いた時に"演奏中に聴こえていた感じ"

"録音で客観的に聴いた感じ"との

どこがどう違うかがより分かりやすくなる

 

⇒ フィードバックの精度が上がる

 

という好循環が起きます!

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録音についての記事も改めてチェックして下さい。

 

 

 

 

まずは毎日の練習でクリックの音を

意識して聴く所から始めましょう!

 

ではまた次回!

リズム練習におけるクリックの音の選び方

こんにちは。よしです。

 

 

今回はクリック(メトロノーム)の話を

しようと思うのですが、あなたは普段の練習で

どんなクリックを使っていますか?

 

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ベースの中でも特に重要な要素である"リズム"

 

そのリズムを鍛える練習に

必要不可欠なクリックですが、

ただ使えばいいという訳では

ありません。

 

リズムの練習時には特に

クリックの音色扱い方は重要になってきます。

 

そこで今回はクリックの音について

重要なポイントを2つ紹介します!

 

今後同じ練習メニューでも、

今回の話を知っているのと知っていないのでは

練習の質がかなり変わってきます。

 

 

重要な2つのポイントはこちら↓

 

 

 

①音色は鋭く短い音で(電子音NG)

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クリックの音色にも色々種類がありますよね。

 

リズムの練習で理想とされる音色は、

アタックが鋭く、

音の長さが短い音です。

 

例えば、ドラムスティックを鳴らす木の音

振り子式メトロノーム

ハイハットのような金属音ですね。

 

アタックが鋭く短い音だと、

音がなる瞬間がハッキリして

明確なタイミングが分かります。

 

 

"電子音NG"と書きましたが、

メトロノームによくある「ピッ」という音

 

これはアタックが柔らかく、

微妙に音の長さがあるので

タイミングが曖昧になってしまいます。

 

なので、リズムの練習にはあまり適さないのです。

 

 

こんなイメージです↓

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②全て同じクリック音でアクセントは無し
×

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アクセントはつけずに同じ音色で鳴らしましょう。

 

多くのメトロノームは4拍ごとなど一定の周期で

 

「"チッ" トッ トッ トッ」という風に

 

1拍目にアクセントが鳴る設定になってると思いますが、アクセント無しの設定にして下さい。

 

 

全ての音を同じ音色、音量で鳴らし、

周期は自分で感じるようにするためです。

 

 

 

正しい使いクリック音が分かったら早速

実際に使うメトロノームを決めましょう!

 

 

僕のおすすめのメトロノームスマホアプリIhara productSmart Metronome & Tunerです。

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Play Store (Android)

https://play.google.com/store/apps/details?id=com.ihara_product.SmartMetronome

 

App Store (iOS)

https://apps.apple.com/jp/app/smart-metronome-tuner/id889571826

 

設定を1/4にすれば全てアクセントのない

同じ音にできます。

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クリックの音も5種類選ぶことができ

「Digital」以外は鋭い音色なので、

4つの中から使いやすい音を使ってみて下さい!

 

ただ、あなたが既に持っているメトロノーム

今回紹介した条件の音色を出せるなら

もちろんそれでOKです!

 

 

ではまた次回!

練習方法② 指がスムーズに動くようになる運指の練習方法pt.2

こんにちは。よしです。

 

前回は毎日の練習に取り入れるべき

運指の練習方法を紹介しました。

 

yoshi-serkl.hatenablog.com

 

 

たとえばこの練習を毎日やらなかったとして、

 

特定の速い曲を集中的に練習すれば

次第に体がその曲に慣れていき

その曲は弾けるようにはなるかもしれません。

 

 

しかし、それでは1曲身につけるのに

時間がかかってしまうでしょう。

 

運指の地道な練習を毎日続けて

常日頃から鍛えておけば、いざ難しい曲が来た時に

身につくスピードが違います!

 

 

毎日少しずつ継続で

スキルの底上げをしていきましょう!

 

 

それでは、今回は前回の続きで

運指練習方法パート2です!

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さて今回はこちらの譜面↓
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【人=人差し指 中=中指 薬=薬指 小=小指】

 

 

前回段々高い方へ進んでいったのと逆で、

上の譜面の後、小指で10フレットからスタートし、

人差し指が1フレットに到達するまで戻ります。

 

 

小→薬→中→人の順で押さえていきますが、

たとえば最初の1弦12フレットを小指で押さえる時f:id:yoshi_serkl:20210108115236j:image

このように4本の指を4つのフレットに

当てて押えた状態にして

そのまま一本ずつ指を離していく

イメージです。

 

 

そして1弦9フレットから3弦12フレットへ移る時も

 

この状態から
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(↑人差し指で1弦 9フレット)

 

パッ」と
f:id:yoshi_serkl:20210108115451j:image

(↑4本指で3弦 9〜12フレット)

 

3弦12フレットを鳴らす瞬間に

4本の指が4つのフレットを

押さえている形にしましょう。

 

 

同じく4弦9フレットから4弦11フレットへ移る時もf:id:yoshi_serkl:20210108230740j:image

(↑人差し指で4弦 9フレット)

 

 

パッ」と
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(↑4本指で4弦 8〜11フレット)

 

11フレットを鳴らす瞬間にこの形で

あとは指を1本ずつ離していくだけです。

 

 

前回の進んでいく方向よりも、

今回の戻って来る方向は難しいと思います。

 

特に、一瞬で4指4フレットの形に持っていくのは

なかなか追いつきづらいかもしれません。

 

 

これのコツは人差し指と小指の位置に意識を集中することです!

 

 

前回も話したように1〜4フレット辺りになってくるとフレット間隔が広くて大変かもしれないので、

そこは少し乱れても大丈夫です。

 

 

 

最初BPMは100から始めるか、

もう少し遅くからスタートでもいいと思います。

 

4指4フレットの動きがちゃんとできるように

なったらBPM10ずつ上げていきましょう。

 

 

前回と今回の練習方法どちらも2,3往復でもいいので

毎日やり続けることが大事です!

 

 

ではまた次回!

練習方法① 指がスムーズに動くようになる運指の練習方法

こんにちは!よしです。

 

前回、前々回と練習の質が上がる

大事なポイントを紹介してきました。

 

yoshi-serkl.hatenablog.com

 

 

yoshi-serkl.hatenablog.com

 

 

アンプの音で練習することと、自分の演奏を録音して聴くことですね。

 

録音についてですが、

 

練習中のすべての音を録音する必要はありません。

 

保存すると容量の問題もありますし、

目的は演奏を聴き返して

客観的に課題を見つけることです。

 

 

なので、例えば1日の最後にまとめとして録音してみるとか、

 

1日の練習時間があまり確保できない人は

1週間に1回録音する曜日を決めるとかでも良いと思います!

 

 

あるいは、上手く弾けるようになった気がすると思った時に録音して確かめてみるのも良いです。

 

 

 

さて、今回は運指についてです!

 

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動きのあるフレーズを弾く時、速い曲だと特に

指をスムーズに動かせないと、追いつけなかったり

音をしっかり鳴らせないということがあります。

 

 

ここで紹介する練習を毎日の練習に組み込めば

指がスムーズに動くようになり、

動きのあるフレーズにも対応しやすくなります!

 

 

練習のテーマは、

4指4フレットの形に慣れることです!

 

まずはこの譜面を見てください↓

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【人=人差し指 中=中指 薬=薬指 小=小指】

 

この後同様に人差し指3フレットからまたスタート、

小指が12フレットに到達するまで

やってみて下さい。

 

 

人→中→薬→小の順で押さえていきますが

 

中指で弦を押さえる時、

人差し指も弦を押えたまま

 

同様に薬指、小指で押さえる時も

それより前の指が弦を離さず押えたまま

 

つまり同一弦上を押さえ続けること

 

これを意識してやって下さい!

 

 

以前左手ミュートの記事で同じような話をしましたが

 

yoshi-serkl.hatenablog.com

 

この練習ではまさにその形ですね。

 

この運指の練習を毎日やれば

この手の形が自然に身につくので、

ミュートも上達して一石二鳥です。

 

 

 

ちなみに押さえ続ける時、

こんな風に1指1フレットになっているのが理想ですが
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低音側のフレットは間隔が広いので小指を使う時は

見ての通り手を広げるのが大変ですね。

 

 

なので間隔が広い低音フレットは

小指を押さえる時他の指が

これくらい寄ってても大丈夫です。
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とにかく同一弦上を押さえられていればOKです!

 

 

 

まずはBPM120辺りからスタートして

出来たらBPM10ずつ上げて

少しずつスピードアップしてみましょう。

 

 

ではまた次回。