こんにちは。よしです。
前回までお伝えしてきた「良いリズム感」とは
時計のような正確さ、ジャストのタイミングで演奏
出来るようになることを趣旨としたお話でした。
しかし、優れたベーシストには
その「正確さ」に加えて
「グルーヴ感」というのも求められます。
グルーヴ感を
身に着ける方法の1つは
耳コピすることです!
たとえば英語を学ぶ時
ネイティブの言い方を聴いて
そのまま真似る練習をすることで
発音がよくなるだけでなく
ネイティブの人が話すことを
聴き取りやすくもなります。
これは聴いてその通りに真似ることで
その言語のニュアンスなどの
様々な要素が身につくからです。
音楽もこれと同じです。
世に出ている音楽の
プロの演奏をよく聴いて
それと同じように弾こうと
してみること。
これが良いグルーヴ感を
身につける近道です!
フレーズを知るだけなら譜面や誰かの演奏動画を見ることでも出来ます。
しかしグルーヴ感はノリだったりニュアンスだったり様々な要素が含まれるので
原曲を耳コピするのが一番望ましいです。
しかし他の手段と比べると、
普通に耳コピをしようとすると
簡単ではありません。
曲によっては全然ベースのフレーズが
聴き取れないこともありますよね。
しかし、そんな耳コピが
一気に簡単になる方法があります!
それは、アプリで
「オクターブを上げて聴くこと」
です!
スマホアプリには音源のテンポを変えたり、
音程を変えたりできるものがあります!
まずはそういったアプリを
インストールしましょう。
「ハヤえもん」というアプリが
おすすめです!
Play Store (Android)
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.edolfzoku.hayaemon2
もちろん他のアプリでも
音程と速度が変えられるもので
あればOKです。
ここではハヤえもんを例に
使い方をお話していきます。
例えばハヤえもんの画面はこんな感じです。
真ん中の黒い点を
上下で音の高さが変わり、
左右で曲の速さを変えられます。
また、左上の数字が書かれた四角をタップすると
画面下方に下の写真のようなものが出てきて
こちらでも数字を入力できます。
音の高さ(音程)の数字は1で半音変わるので
#12.0にすると1オクターブ上に出来ます。
曲の速さ(速度)の数字は100%が元の速さで
それより下げればゆっくり聴くことができます。
オクターブ上にするだけでも
かなり聴き取りやすくなりますが、
速い曲の場合は速度の%を落として
ゆっくり聴くのも有効ですね。
今回の趣旨からはそれますが、
この音程の数字を変えればカラオケと同じように
キーを上げたり下げたりして聴くこともできます。
バンドでカバーする時、
キーを変えたいとなった場合は
#12+「そのキー」で
ベースの耳コピをすればOKです。
例えば原曲より半音2つ上げてカバーするなら
ベースの耳コピは#12+#2=#14ですね。
早速、コピーしたいと思っていた曲で
試してみましょう!
フレーズ自体もそうですが、
"リズム"や"ニュアンス"にこそ
注目して聴いてみて下さい!
ちなみに、以前別の記事で紹介した
ベースとヘッドホンアンプとスマホを繋ぐ方法
も使えばますます快適に耳コピできるので
是非やってみて下さい!
それではまた次回!