クリックに頼らない!?効率的なクリックの使い方

こんにちは。よしです。

 

前回はクリックを頼りに

"倍テンの感覚"をつかむための練習を

お伝えしました。

 

yoshi-serkl.hatenablog.com

 

 

そんな練習方法をお伝えしておいてなんですが、

 

実はクリックを効果的に使う方法は、

クリックに頼らない使い方をする

ことです。

 

 

「どういうことだ!?」と思ったかもしれません。

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具体的に言うと、

 

今まで全ての拍で鳴っていたクリック

2拍目と4拍目だけ鳴らすようにするとか

 

拍の裏でクリックを鳴らして

表は自分で弾くとかですね。

 

 

前回の練習で紹介した譜面は

全ての拍にクリックがありました。

 

これは例えるなら自転車の補助輪が

付いているような感じです。
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しかし、自転車を補助輪無しでも自分でバランスを取って乗ることが出来るようになるように、

 

ベーシストも最終的にはクリックに頼らず

自分でリズムを取らないと

いけません。

 

自転車で言う補助輪を外すことは、

2拍目、4拍目だけ鳴らす、裏拍で鳴らす

などのことです。

 

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当然、クリックを全く使わないという

意味ではありません。笑

 

クリックを頼り過ぎない。

依存しない。けど使う。

という感じですね

 

 

ちなみに、この理屈で言えば

前回の練習は結構クリックを頼っています。

 

しかし、あれはあれで

体に馴染ませているのといないのとでは

演奏の質に差が出来るので必要不可欠です。

 

前回の最後に、2週間は毎日続けてみましょう

と言いました。

 

2週間終わってから今回の方法に

シフトしてもいいですし、

同時並行でやってみても良いと思います!

 

 

さっそくやってみましょう。

 

メトロノームBPMを60にして、

このTAB譜④練習して下さい。f:id:yoshi_serkl:20210121180115j:image

※TAB譜の上がクリックの譜面。

×がクリックがなるタイミング(それ以外は休符)

 

弾くフレーズ自体は前回と同じですが

こうすれば2拍目、4拍目だけに

クリックという風に出来ます。

 

 

次にTAB譜⑤では

裏拍でクリックが鳴るように

します。

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こちらもBPM60からスタートしてみて下さい。

 

 

 

最初は少し難しいと思います。

 

まずは

確実に出来るBPM練習を続けて

10くらいずつ上げていく

と良いと思います。

 

 

 

例えば裏拍で取る練習は

BPM150まで出来たら良いと思います。

 

BPM180〜200辺りになるとかなり難しいですが、

10ずつ上げて地道に慣れていけば

行けると思います。

 

是非トライしてみて下さい!

 

 

それではまた次回!